エアラインポストカード図鑑

飛行機、航空会社、空港関連の絵葉書・ポストカードを紹介するページです。

北海道エアシステム HACグリーン塗装

 北海道エアシステムは1997年に日本エアシステムと北海道が共同で設立し道内路線を運航している会社です。保有機材はSAAB340を3機、JALJAS統合後にJALグループ入りしましたが、2010年にJALの経営破綻をきっかけに2011年からJALグループから離脱してしました。
 JALグループから離脱した後、新ロゴマークと緑をテーマとした機体塗装が初号機であるJA01HCに行われました。残りの2機(JA02HCとJA03HC)はJALグループ時のサンアーク塗装で運航が継続されました。機体記号 : JA01HC (北海道エアシステム) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム)

 2014年10月からJALグループへに復帰し、翌年にはロゴも鶴丸へと統一されました。サンアーク塗装であったJA02HCとJA03HCは鶴丸塗装へと変更されたものの、JA01HCだけは緑色の塗装が続けられました。その後2017年11月の重整備に合わせ鶴丸カラーへと変更されることになりました。↓Facebook上での塗装変更のお知らせ。

 

 HACがJALグループから離れていた時代のポストカードは2枚保有しています。

1枚目 14.8×10.3㎝
 2013年に搭乗した際に入手

 サイズが半端なのは裁断時の誤差かもしれません。

2枚目 14.8×10cm

 2014年12月から行われたラッピング機材のペーパークラフトポストカード。

 胴体部分に「GO!GO!KUSHIRO」「GO!GO!SAPPORO」と黄色で描かれています。「Happy Air Connection」として丘珠-釧路の路線認知度向上を図ったキャンペーンでした。当初は期間限定のラッピングだったようですが2017年11月のHACグリーン塗装が終わるまで続きました。

北海道エアシステム、路線PRで「Happy Air Connection」機を就航へ - 機体記号 : JA01HC | FlyTeam ニュース

 HACグリーン塗装のペーパークラフトポストカードはこのラッピングが行われていないバージョンもあるようです。

 

 

 北海道エアシステムに関して、私はHACグリーン塗装のイメージがとても強いです。鶴丸塗装に統一されてしまい残念な気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 (おまけ)

厳密にはポストカードではなく搭乗記念カードです。裏面に搭乗日時や乗務員名、メッセージを記入したものをCAさんにいただきました。

 

 

日本エアシステム ディック・ブルーナー ミッフィーコラボ JAS

 平成13年(2001年)に日本エアシステムJASの新キャラクターとしてデザイナーのディック・ブルーナー(Dick Bruna)氏を起用しました。ディック・ブルーナー氏は絵本作家で「ミッフィー」の生みの親です(ディック・ブルーナ - Wikipedia)。

 当時のプレスリリースがこちら:日本エアシステム 新キャラクターに「ディック・ブルーナ」を起用

 プレスリリース内で触れられている子供の一人旅サービス「ビップチャイルド」に合わせ、看板やグッツ販売が行われました。

ミッフィーファンによる当時の様子が分かるブログ、カウンターやぬいぐるみの写真が掲載されています。(http://www.geocities.jp/at_nijntje/many/jas.html

 

機内で配布されていた絵葉書はこちら。1種類のみ保有
 14.9×10cm 

 郵便番号は7桁です。大きく「VIPCHILD」の文字、記入面には右下にコピーライトが入っています。電話番号が0120-5-11283、末尾がイイハヤサとなっています。

 
 子供一人旅サービスはJAL『キッズおでかけサポート』、ANAANAキッズらくのりサービス』、スカイマーク『SKY KIDS/スカイキッズ』といった名称で各社で行われています。私も小学生のころ夏休みに利用したことがあります。