日本エアシステム MD-80シリーズ JAS
マクダネル・ダグラス社が開発したMD-80シリーズは、ダグラス社のDC-9の発展型として1970年代から開発され、MD-81、MD-82、MD-83、MD-87、MD-88の各型式があります。日本エアシステムではMD-81とMD-87を30機以上導入していました。子会社のハーレクインエアでも近距離用機材としてMD-81が使われました。日本航空との合併後もアーク塗装となり地方ローカル線で活躍しました。
ポストカードはMD-81を2枚保有しています。MD-87は所持していません。
1枚目 14.7×10.5cm
MD-81(JA8262)
機体記号 : JA8262 (日本航空) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム)
郵便番号は5桁でロゴに「HEARTFUL JAS」と書かれています。機体スペックについては「・全長45.3m・全巾32.9m・巡航速度815km/H・座席数163席」とありました。なお「全巾」とは「全幅」のことです。
2枚目
14.85×10cm
機体番号は不明、撮影場所不明、T型尾翼とテイルコーンの形が1枚目と同じことからMD-81と判断しました。日本エアシステム 機材一覧 McDonnell Douglas MD-80 (DC-9-80)機材 | FlyTeam(フライチーム)
奥にA300型機が見えます。機体番号はつぶれて読み取れませんでした。ポストカードにも機種やスペックが書かれていませんでした。
機体後部にタラップが備え付けられていることが分かります。搭乗橋がない空港や前からお客さんを下ろし後ろのタラップから掃除の人が入るなどで使われていました。JALのHPに機体後部タラップから乗機する写真が掲載されていました(MD-80シリーズの後継機、MD-90です)⇒JAL - 旅コラム(OnTrip JAL)
北海道エアシステム HACグリーン塗装
北海道エアシステムは1997年に日本エアシステムと北海道が共同で設立し道内路線を運航している会社です。保有機材はSAAB340を3機、JALとJAS統合後にJALグループ入りしましたが、2010年にJALの経営破綻をきっかけに2011年からJALグループから離脱してしました。
JALグループから離脱した後、新ロゴマークと緑をテーマとした機体塗装が初号機であるJA01HCに行われました。残りの2機(JA02HCとJA03HC)はJALグループ時のサンアーク塗装で運航が継続されました。機体記号 : JA01HC (北海道エアシステム) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム)
2014年10月からJALグループへに復帰し、翌年にはロゴも鶴丸へと統一されました。サンアーク塗装であったJA02HCとJA03HCは鶴丸塗装へと変更されたものの、JA01HCだけは緑色の塗装が続けられました。その後2017年11月の重整備に合わせ鶴丸カラーへと変更されることになりました。↓Facebook上での塗装変更のお知らせ。
HACがJALグループから離れていた時代のポストカードは2枚保有しています。
1枚目 14.8×10.3㎝
2013年に搭乗した際に入手
サイズが半端なのは裁断時の誤差かもしれません。
2枚目 14.8×10cm
2014年12月から行われたラッピング機材のペーパークラフトポストカード。
胴体部分に「GO!GO!KUSHIRO」「GO!GO!SAPPORO」と黄色で描かれています。「Happy Air Connection」として丘珠-釧路の路線認知度向上を図ったキャンペーンでした。当初は期間限定のラッピングだったようですが2017年11月のHACグリーン塗装が終わるまで続きました。
北海道エアシステム、路線PRで「Happy Air Connection」機を就航へ - 機体記号 : JA01HC | FlyTeam ニュース
HACグリーン塗装のペーパークラフトポストカードはこのラッピングが行われていないバージョンもあるようです。
北海道エアシステムに関して、私はHACグリーン塗装のイメージがとても強いです。鶴丸塗装に統一されてしまい残念な気持ちでいっぱいです。
(おまけ)
厳密にはポストカードではなく搭乗記念カードです。裏面に搭乗日時や乗務員名、メッセージを記入したものをCAさんにいただきました。