日本エアシステム JAS 国際線就航 ポストカード
日本エアシステム(JAS)は1988年7月1日に初の国際線定期運航に就航しました。その後もアジアを中心に路線をふやしていき、2001年には
国際線就航のポストカードは2枚所有しています。
1枚目 10.7×15.2cm
成田-西安直行便
葉書の上半分は「大雁塔 - Wikipedia」。西遊記の三蔵法師のモデルとなった玄奘三蔵が建立した塔で西安にあります。
↓文章の書き起こし
Fly to Xi`an,China
The ambitions of First Emperor,Qin Shi Huang Di...
The dreams of the Buddhist monk,Xuanzang...
The romances of legendary beauty,Yang Guifei...
Where reality surpasses imagination. Fly to history`s stage,Xi`an.
have a nice trip with JAS.
↓英文の翻訳が裏面に書かれていました。
西安
始皇帝の野望、三蔵法師の夢、
楊貴妃のロマンス...
想像では見えない真実が見える。
歴史舞台、西安へ。
2枚目 10.7×15.2cm
成田-広州、羽田-関空-広州で週3便就航でした。1998年に一度運休して2001年に就航再開されました。参考プレスリリース(成田−広州線就航記念「Wマイルキャンペーン」を実施)。
Fly to Guangzhou,China with JAS.
モデルは不明。
広州フリープラン3日間35,000-106,000円でした。JASの予約案内電話番号が0120-7-11283で「いいはやさ」、キャッチフレーズのGOOD SPEED ALWAYSと一緒です。
右下に「ADCARD 03-3470-9343 www.adcard.jp 」とありました。現在のリンク先はWHOIS検索によると登録が2015年ですので別会社と思われます。
日本エアシステム JAS DC-10-30
1988年と1989年に2機導入されました。日本エアシステムと社名を1988年に変更し、将来の国際線を見越して導入された機材です。 JASが新たに設立した子会社「ハーレクインエア(HARLEQUIN AIR )」へと1998年に1機が貸し出され、その後ノースウェスト航空に売却されました。
このあたりの背景は以下の記事とそのなかで紹介されている動画で勉強させていただきました。
meihokuriku-alps.hatenablog.com
JASのホノルル線はやっぱり飛ばしちゃダメだった - 〜Aviation sometimes Railway 〜 航空・時々鉄道
ポストカードは2枚保有
1枚目 14.7×10.5cm
機体写真をもとに色を加えたものか。郵便番号5桁で「HEARTFUL JAS」とのロゴが入っています。機体番号は書かれていません。機体スペックの座席数が277-295と書かれています。
2枚目 14.8×10cm
撮影場所は那覇空港、モデルの機体はJA8550、のちにハーレクィンエアへと移籍した機体。(機体記号 : JA8550 (ハーレクィンエア) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム))こちらではスペックの座席数が276-295と上のものとは異なり、ロゴマークも変更されています。