エアラインポストカード図鑑

飛行機、航空会社、空港関連の絵葉書・ポストカードを紹介するページです。

中日本エアラインサービス フォッカー50&客室乗務員制服

 中日本エアラインサービス(NAL)は名古屋鉄道グループと全日本空輸が共同出資して1988年に設立された航空会社(運航開始は1991年)。県営名古屋空港拠点に運航していたが、2005年に中部国際空港セントレア)に移転し、名称もエアーセントラルに変更された。2010年にエアーニッポンネットワークANK)とエアーネクストと合併しANAウイングスとなりました。

 フォッカー50はフォッカー27の機体を大型化したターボプロップ機。初飛行は1987年で、NALでは1991年の運航開始時から用いられました。その後2009年に退役しました。NALでフォッカー50は計4機が運航されました。後継機はDHC-Q400となっています。

中日本エアラインサービス (Naka Nihon Airlines Service) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム)

 

ポストカードは4枚保有しています。

1枚目 

 モデルの機体はJA8875(機体記号 : JA8875 (エアーセントラル) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム)
 海岸線が入り組んでいることから志摩半島の上空でしょうか?

  機体番号部分の拡大

 郵便番号は5桁でした。この機材の導入は1990年でしたので1990-1998のポストカードになります。

2枚目 断面図 

乗り物の絵本ではこの書き方がよくされていました。
このポストカードは郵便番号が7桁でしたので1998-2005と判断できます。

 3枚目と4枚目も裏面の表記は同じでした。

3枚目 エンジン

 名鉄グループのテーマカラーの赤色になっています。赤色塗装は2005年の名称変更時にANAの青色に塗り替えられました。写真モデルの機体番号は不明です。
エンジンの上部には50の数字が書かれています。下側の鳥のマークはエンジン製造会社のP&W社のロゴです(Plaat & Whitney プラット&ウィットニー)。このエンジンはPW125型です。

ポストカードの右下には「MEITETSU GROUP」と書かれています。

4枚目 客室乗務員とフォッカー50

客室乗務員を拡大 

制服に加え制帽着用しています。どことなくバスガイドのように見えます。ANAでは1990年代半ばに帽子が廃止されたようですがNALではさらに運用期間が長かったようですね。

 

 

 

 本機種の後継としてANAで導入された機体

air-postcard.hatenablog.comオランダのフォッカー社でF-50の前に製造されていた機体

air-postcard.hatenablog.com