エアラインポストカード図鑑

飛行機、航空会社、空港関連の絵葉書・ポストカードを紹介するページです。

日本エアシステム ディック・ブルーナー ミッフィーコラボ JAS

 平成13年(2001年)に日本エアシステムJASの新キャラクターとしてデザイナーのディック・ブルーナー(Dick Bruna)氏を起用しました。ディック・ブルーナー氏は絵本作家で「ミッフィー」の生みの親です(ディック・ブルーナ - Wikipedia)。

 当時のプレスリリースがこちら:日本エアシステム 新キャラクターに「ディック・ブルーナ」を起用

 プレスリリース内で触れられている子供の一人旅サービス「ビップチャイルド」に合わせ、看板やグッツ販売が行われました。

ミッフィーファンによる当時の様子が分かるブログ、カウンターやぬいぐるみの写真が掲載されています。(http://www.geocities.jp/at_nijntje/many/jas.html

 

機内で配布されていた絵葉書はこちら。1種類のみ保有
 14.9×10cm 

 郵便番号は7桁です。大きく「VIPCHILD」の文字、記入面には右下にコピーライトが入っています。電話番号が0120-5-11283、末尾がイイハヤサとなっています。

 
 子供一人旅サービスはJAL『キッズおでかけサポート』、ANAANAキッズらくのりサービス』、スカイマーク『SKY KIDS/スカイキッズ』といった名称で各社で行われています。私も小学生のころ夏休みに利用したことがあります。

日本エアシステム JAS A300-B2/B4/600R

 世界の航空機メーカーの二強の一つ、エアバス社。そのエアバス社が最初に製造した飛行機がA300です。通路が二本あるワイドボディ機で1972年の初飛行から2007年の派生型生産終了まで567機が製造されました。
 日本エアシステムでは社名が東亜国内航空だった1980年からA300-B2K型の運航が始まり、A300-B4型や600R型を含め39機が導入されました。元々はエアバス社の試験機カラーであったレインボーカラーを譲り受け、その後のJASの機体塗装に使われました。

 1988年に日本エアシステムと社名変更後のレインボー塗装A300-B2/B4/600Rのポストカードは5枚保有しています。

 

1枚目  14.8×10.8cm

 ポストカードに使われている機体はA300-B2A300-B2K型のJA8466
機体記号 : JA8466 (日本航空) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム)

 郵便番号は5桁でロゴに「HEARTFUL JAS」と書かれています。このポストカードでの表記はA300-B2/B4でした。
機体スペックとして「・全長53.6m・全巾44.8m・巡航速度848km/h・座席数241-281席」が書かれています。なお「全巾」とは「全幅」のことです。

 

2枚目 14.8×10.0cm

 写真の機体はA300-B4型のJA8276(機体記号 : JA8276 (日本エアシステム) 徹底ガイド | FlyTeam(フライチーム)

郵便番号は1枚目と同じく5桁のころ。機体スペックは同じだが英語表記が付け足されている。

 

 3枚目 14.8×10cm

機体番号が潰れており読み取れませんでした。A300のB2/B4/600Rのどの型なのか私には判別できません。判別できる方がいらっしゃればコメントで教えていただけると嬉しいです。

 郵便番号は5桁、機体スペックなどの説明がありませんでした。

 

 4枚目 14.8×10cm

 A300-600Rの操縦席です。600R型からコクピット航空機関士が不要となり2人態勢での運航が可能になりました。

 郵便番号は5桁、ロゴと日本エアシステムの文字が入っています。機体スペックが更新され、・全長54.08m・全幅44.84m・巡航速度848km/h・座席数308、となりました。

 

 5枚目 14.8×10cm

ポストカードの機体はA300-600R型のJA8375です。(機体記号 : JA8375 航空フォト | FlyTeam(フライチーム)

 郵便番号が7桁になっています。1997年から「スーパーシート」が導入されたためか、座席数が292(239)と変更されています。

 

 

 A300型機の特別塗装機やJALとの統合後のポストカードはこちら。

air-postcard.hatenablog.com

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