JAL B787-8 (アーク塗装&鶴丸塗装)
JALではB787を国際線機材として運用しています。当初の導入予定は2008年でしたが、開発遅れにより導入されたのは2012年になりました。日本航空は2010年に経営破綻してしまい、その再建のシンボルとしてアーク塗装を止めて鶴丸を復活させることになりました。
JALの破綻前に発注していたB787、ボーイングの社内試験はアーク塗装で行われていました。しかしながらデリバリー時には鶴丸へと再塗装されたため、アーク塗装のB787は幻となってしまいました。
ポストカードはアーク塗装2枚、鶴丸塗装2枚の計4枚あります。
1枚目
左下に2008年導入予定、と書かれています。主翼のしなりが目立つように描かれていますね。
2枚目
機体構図は同じです。文字の場所が1枚目と逆になっています。
鶴丸 1枚目 就航当初に配布されたのはこちら
右下にPhoto by Boeing Company とあります。この構図ではB787の特徴であるエンジンのギザギザがよく見えます。このギザギザは「シェブロンノズル」といい、騒音削減に役立つそうです。
鶴丸 2枚目 2017年1月現在も配布中
こちらのポストカード、アーク塗装のポストカードと対称の向きになっています。経営破綻という過ちを再び繰り返さない、といった決意を入れていたら面白いですね。
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